Precaution & Sanitation 諸注意・衛生管理

Precautions and Aftercare諸注意事項とアフターケア

一生のタトゥーを、
より綺麗に仕上げるために。

施術前日から当日にかけての
注意事項

▼ 過度な日焼けは控えてください。

日焼けによって肌が荒れている場合や、
炎症を起こしている場合はタトゥーの施術ができませんので、ご注意ください。

▼ 前日は睡眠をよく取り、
十分に体を休めてください。

タトゥーの施術は体力を消耗します。
睡眠不足の場合、痛みも感じやすくなる
場合もございますので、前日は十分に
休養休息を取り、万全の体調でスタジオにお越しください。

▼ 前日・当日の飲酒は
絶対に控えてください。

アルコールを摂取した状態ですと、インクの入りが非常に悪くなります。また、施術後のインクのにじみ、消失の原因となります。
前日・当日の飲酒は絶対に控えましょう。

▼ 当日はシャワー、入浴を済ませてお越しください。

当日の施術後は、治癒促進のため施術部位に水が触れることは控えていただきますので、
ご来店前にシャワー、入浴を済ませてからお越しください。

▼ 当日は食事を済ませてお越しください。

空腹時も痛みを感じやすくなる
場合がございます。また、施術の際の
体の負担を軽減するためにも、食事を
しっかりお取りになってからご来店ください。

▼ 医師の処方を受けている方は
お申し出ください。

医師の処方を受けている方、または当日
体調の優れない方は一度ご相談ください。

▼ なるべく楽な恰好でお越しいただくか、
汚れてもよい服装でお越しください。

インクが衣服に付きますと汚れが落ちません。
施術部位にもよりますが、女性の方はタンクトップ、またはチューブトップの着用をおすすめします。

施術後の注意事項とアフターケア

タトゥーは施術が終わった後からの
ケアが非常に大切です。
発色の良い綺麗なタトゥーに仕上げる為には、施術後のアフターケアが欠かせません。
下記施術後の注意事項とアフターケアの方法を十分に守り、
一生物の作品に仕上げましょう。

施術後の注意事項

▼ 飲酒

施術後2〜3日以内の飲酒は絶対に控えてください。
体に摂取されたアルコールは、
インクの滲み、消失の原因となります!

▼ 激しい運動

施術後2〜3日は、
激しい運動や筋トレは避けましょう。
施術直後のタトゥーはデリケートですので、炎症を起こす可能性があります。

▼ 入浴 / 温泉 / プールへの入水 / 海や川への入水

施術部位が完全に回復するまでは、
浴槽・温泉での入浴や、プール・海等への入水は控えましょう。雑菌や薬品、泥などが原因で、タトゥーが炎症を起こす恐れがあります。また、完治していないタトゥーは大量の水にさらされると、インクが皮膚から
染み出してしまう可能性もあります。

▼ サウナ

施術部位が完全に回復していない場合、
サウナの湿気がタトゥーのインクを
肌から飛ばしてしまう可能性があります。

▼ 日焼け

施術部位が完全に回復するまでは、
直射日光や日サロでの日焼けは避けましょう。強い紫外線は、タトゥーの色を薄くしてしまう原因となります。タトゥーが完全に治癒した後も、最低でもSPF30の日焼け止めを塗ることをおすすめします。

アフターケアの効果

施術直後のタトゥーは、小さな点状の傷に
色素が入っている状態です。
正しいアフターケアを行うことで、
タトゥーの施術部位を素早く回復させ、
発色良く綺麗に仕上げることができます。

TATTOO STUDIO Ray’sでは、
「モイスト・ヒーリングケア」という方法を
アフターケアに採用しています。

こちらの方法は、体内(傷口)から
分泌される体液を利用する治癒方法です。
体液には「細胞の成長や再生を促す成分」が含まれているので、傷口に適度な
ワセリンを塗り保湿環境を保つことで、これらの成分を患部にとどめることができます。

つまりモイスト・ヒーリングケアとは、
人の体に備わっている自然治癒力を最大限に高めることで、より素早く、綺麗に表皮を再生させる効果が期待できる方法なのです。

用意していただくもの

・ワセリン
(お肌のデリケートな方は
プロペト又はサンホワイト)
・無香性の抗菌石鹸
(または弱酸性のボディソープ)

アフターケアの手順

Ⅰ.タトゥーの施術が終わったら、
アーティストが施術部位を消毒殺菌し、
タトゥー専用の保護シートを貼ります。
このシートはタトゥーの施術を終えた日は
絶対にはがさないでください。
また入浴等、患部が水に触れることも
絶対に避けてください。飲酒も厳禁です。
睡眠時に皮膚組織の再生が活発に
なりますので、そのままご就寝ください。

Ⅱ.翌日の朝、保護シートを丁寧にはがしてください。(固定しているテープは粘着力が強いので、ゆっくりとはがしてください。)
以後、保護シートを貼る必要はありません。むしろ逆効果となります。

Ⅲ.施術部位をやさしく洗い、タトゥーから
滲み出た体液と余分なインクを落とします。
ぬるま湯と無香性の抗菌石鹸、または
弱酸性のボディソープを泡立てて、
やさしく撫でるように洗ってください。

Ⅳ.タトゥーを洗い終えたら、
タオルで水分をやさしく拭き取ります。
このとき、絶対に施術部位を
強くこすらないでください。
炎症を起こす可能性があります。
施術部位の余分な水分を取り除いたら、
タトゥーを空気に触れさせ、乾燥させます。

Ⅴ.ワセリンをタトゥーに薄く延ばすように
塗ります。一度に大量に塗らないよう注意してください。塗り過ぎるとタトゥー(皮膚)が呼吸できなくなり、逆に細菌の繁殖の可能性が高まります。

Ⅵ.一日に複数回(3~5回以上)、タトゥーにワセリンを塗りなおしてください。タトゥーを綺麗に仕上げるコツは、保湿環境を保つことです。つまり、乾燥させないことです!
施術を終えた日から約1カ月〜2カ月間
塗り続けることをおすすめします。
また、皮膚が再生していく過程で痒みが
でますが、絶対に掻かないでください!無理にかさぶた(薄皮)をはがすことも厳禁です。 自然にはがれるのを待ちましょう。
痒みは施術部位を冷やすことで
多少軽減されますので、お試しください。

Sanitation衛生管理

お客様とアーティスト、双方にとって安心・安全な施術を行うために、
TATTOO STUDIO Ray’sでは徹底した衛生管理を行っています。

▼ 当スタジオでは、ウイルス感染(HIV・MRSA・HBV・HCV大腸菌等)バクテリアその他の病原菌及び雑菌に対して、細心の注意を払い衛生管理を徹底し、常に清潔な環境を維持しています。

▼ インク、グローブ、マスク、ニードル、シーツ関係等は全て使い捨てにしております。

▼ お客様の皮膚や体液に触れる可能性があり、且つ使い捨て処分の出来ない機材(施術台やライト等)はラップ、シーツ等で完全に保護し、使用後はそれらの保護材を廃棄処分しております。

▼ 施術終了後はイソプロパノール消毒液を使用し、アーティストとお客様が触れたであろう箇所・機材、または触れる可能性のある箇所・機材(施術台、椅子、ライト、その他備品とそれらの周辺部)すべてに滅菌消毒を行います。

▼ ステンレスチューブ、グリップ等の
施術器具に関しては、タトゥー器具専用洗剤と超音波洗浄機(ソニッククリーナー)にて殺菌洗浄後、さらに殺菌消毒洗剤トリクロサン配合の薬用石鹸を使用し、目視でブラッシングを施します。
最後に高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)にて滅菌を行います。

▼ 滅菌乾燥後、施術器具は一つ一つ滅菌パックに封入し、紫外線消毒保管庫(ステアライザー)にて保管、管理しております。